オクスウ

天国

神様が導いてくださる安心でホッとする世界。一緒に神様のことつぶやきませんか。

文鮮明先生自叙伝より。序文から。乾いた冬の終わりに、夜通し春雨が降りました。どれほどうれしいことでしょうか。朝の間中、庭をあちらこちらと歩き回りました。湿りを得た地から、冬の間ずっと嗅ぐことのできなかった土の香りが芳しく匂い立ち、枝垂れ柳や桜の木には小さな芽が萌え始めました。至る所から、ぽんぽんと新しい生命の芽吹きの音が聞こえてくるようです。追いかけるように庭に出てきた妻は、いつの間にか乾いた芝の上にひょいと突き出したヨモギの新芽を摘み取ります。一晩降った雨で、すべてのものが香りを放つ春の庭園になりました。世の中が騒がしかろうと、どうであろうと、三月になれば必ず春は訪れてきます。このように冬が去って春になり、春になれば花が満開になる自然は、年を取るほどに、より貴重なものとなってきます。私が何者だからといって、神様は季節ごとに花を咲かせ、雪を降らせ、生の喜びを与えてくださるのか。胸の内、その深い所から愛があふれ、それが喉元まで込み上げてきて、息が詰まるようです。生涯、平和な世界を成すために東奔西走し、地球を何周も回りましたが、私は今、この春を迎える庭において真正なる平和を味わっています。平和もまた、神様が何の見返りも求めず、ただで下さったものです。私たちは、それをどこでなくしてしまったのでしょうか。全く見当違いの場所で捜し出そうと努力しているのかもしれません。序文からでした。最初この内容に触れたのは朗読でした。驚いた私は号泣してしまいました。公の場所でしたので、なるべく声をださず下を向いてタオルで顔をおおって泣きました。本当に美しく、自分もこの世界にひたり真正な平和を味わいたいとおもいました。文先生に出会い、神様と出会うことが出来ました。神様が導いてくださる安心でホッとする世界。一緒に神様のことつふやきませんか。

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